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成立 MITで理論物理学を学んだ後チューリヒでユング派の分析家となったアーノルド・ミンデルが、1970年代から創始した心理療法。現在ミンデルは妻エイミーとともに北米のオレゴン州ポートランドを本拠とし、ポートランド・プロセス・ワーク・センターで教えるかたわら個人開業もしています。また、スイス、オーストラリア、イギリス、アイルランド、スウェーデン、ポーランド、日本などに研究所やプログラムがあります。
ミンデルは最初、夜見る夢とからだに表れる症状には共通のパターンがあることを見出し、そのパターンを作り出す何かを「ドリームボディ」と名づけて、自分の療法を「ドリームボディ・ワーク」と呼びました。
のちに、その方法を個人のみならず人間関係やグループにも応用し、また昏睡状態(コーマ)や死に近づいた人たちとのコミュニケーション方法(コーマワーク)も開発します。それに伴って「ドリームボディ」は、夢と身体に限らず世界全体を作り出していく根源的な何ものかとして「ドリーミング」(オーストリア先住民の言葉の借用)と呼ばれるようになります。また、物事の流れ(流れ)を重視する姿勢から、名称を「プロセス指向心理学」、さらに「プロセスワーク」と変えることになりました。
【プロセスワーク】 成立|いくつかの特徴|センシエント後のPW|関連文献
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